格子上のカイラルゲージ理論の研究

大学院で研究していた内容について

研究内容の概要

我々が住んでいるのは4次元の連続時空ですが,格子ゲージ理論では 有限の間隔の格子で区切った離散的4次元の格子(lattice)の上で 経路積分法を用いて場の量子論を構成します.
格子ゲージ理論は、ゲージ場の量子論の非摂動的定義を与え、例えば 格子 QCD (quantum chromodynamics = 量子色力学) に適用され ハドロン質量の計算などで成功をおさめてきており、 場の理論の摂動論に寄らない解析手法として有用と考えられています。
ところが、格子場の理論として、標準模型などのクォークやレプトンと いった質量がゼロの右巻き、左巻きフェルミオンの理論(カイラルゲージ理論)を 構成することは未解決の問題です。

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